TramFトランザクショナル モデル用のコンピュータ言語 

 トランザクショナル モデリングを採用した、財務シミュレーション用言語です。発展型として、物流やその他資源の状況をストックとフローで表現するモデル体系を保有しています。会計や財務の範囲を超えた、汎用的なトランザクション記述用の言語となっています。

■的確な
キャッシュフローの予測に

連結時代の財務予測、予算統制の道具として

プロジェクト計画サポート資料としての予測財務諸表作成に

■会計と
物量を同一モデルの中で扱うために

社会資源のストックとフローの予測と解析に

 利用することができます。

課題 

関心の焦点
 予算策定や、投資計画に伴う損益予測を行う場合の中心的な作業は、損益計算に集中していて。貸借対照表項目や資金収支に考えが及んでいません。ビジネスに伴う損益の概念が理解しやすいことがその要因となっています。公共団体等では、関心の中心は、収入と支出であって、その要因となっているバランスシート項目(そもそもバランスシートを持っていないケースも多い。)や環境情報を考慮外に置いています。

資金収支
 企業の予算統制等では、資金収支に関する情報が充分なものとはなっていません。大会社では資金収支は財務部固有の機能となっていて、損益責任を持つ部門の、資金要素考慮経験が不足していることが多いからだと思われます。損益と資金収支は全く異なりますし(黒字倒産もある。)、大きな資金負担は、金融費用の増大となって、損益にも大きく影響する場合があります。

バランスシート項目
 考慮外に置かれていることが多いバランスシートの各項目は、実は、中長期の損益や資金収支に重大な影響を及ぼします。

その他のストック項目
  企業では、環境や従業員といった財務諸表上に反映されにくい情報を考慮外に置く事も多く、また、公共団体等でも、この種の情報は、整合性を持って維持されていることは、ほとんどありません。

具体例
 企業では、 公表される業績予想やプロジェクト予想と、それらの実績との差異が判明した時に、差異分析が困難になっています。それは、前提条件や予測ロジックが不明瞭で、説明が困難なものとなっているからです。

 公共団体等では、 過去の公共投資の集積である、固有財産(これは、財産でもあり、不良化や陳腐化によって潜在的な負債となります。)の管理が十分でなく、思わぬ事故や、災害が発生しています。また、国債残高が、関心がうすいまま、巨大になってしまった現象は、ストック軽視思考が背景にあります。


アプローチ


■通常、シミュレーション用言語の構造は、
 特定の変数=(その他の変数群)
といった形で、例えば、
 ビールの消費量=(夏の平均気温、・・・)
のように、左辺の変数を一定の関数で表現しようとしています。

■会計上の金額を推定する場合でも、例えば、
 売上高=前期売上高 X 1.15
といったように左辺に一つの変数(勘定)を持ってきます。

■損益計算だけを行う場合には、このような方法での推定でもかまいませんが(実際の予算設定の多くの場合にも、このような考え方を採用しています)、この場合には、貸借対照表項目の推定は困難で、キャッシュフローの推定は、更に、困難になります。

トランザクショナル モデリングは、左辺に二つの変数を設定します。すなわち、上記の「売上高=」の式の場合を例にとると、
売掛金(貸借対照表項目):売上(損益計算書項目)=前期売上高 X 1.15
とするわけです。

 このような記述の仕方を採用すると、特定の計算数値が、借方:貸方の両方に転記されるので、計算結果は、複式簿記のルールに従ったものとなり、その結果、計算結果を自動的に会計の論理体系に従ったものにすることができます。さらに、左辺に現れる「現金・預金」勘定を集めれば、現預金の収支を、その具体的な内容を含めて、表現することができます。(直接法によるキャッシュフロー)

 TramF は、複数の組織のシミュレーションを同時におこなう機能を持っています。この機能を使用すると、一つのモデルの中に、企業間取引を取り込むことができるようになり、相互の整合性を保持したシミュレーション結果を得ることができます。

 さらに、仕訳ではなく、FLOWの記述をモデルに組み込むことにより、会計や財務の領域から離れて、
ストックとフローで現わされる種々の社会現象をモデルに組み入れることができるようになりました。


デザイン
会計モデル 
 通常のコンピュータ言語のように、処理手順をスクリプトの形で記述します。(固有のエディターを持っています。)処理順序を制御する、If文、For文、While文、Select文、GoTo文等が使用できます。
 そして、スクリプトの中に仕訳文を記述することができます。その例を示します。

 


非会計(物流)モデル
 処理手順の制御方法等は、会計モデルと同様ですが、仕訳文に代わる命令群として、FlowExchangePromise等を使用することにより、ストックとフローで現わされる全ての変量を記述できるようになっています。
 非会計モデルで(仕訳文を使用しないで)記述対象を資金とすると、会計モデルと同じ結果を得ることもできます。
 また、統合モデルでは、会計と非会計モデルの併用も可能となっています。




操作画面
 処理の全体像が直観的に把握できるように、メニュー方式や、処理フロー表示方式を採用しています。




稼動条件

・Windows7以上のOS

Excelが導入済みであること。(報告書作成のために出力先として使用しています。)
Accessが導入済み、又はAccessのRun time versionを導入すること。(マイクロソフトのホームページより、無償で導入できます。)

・Single Userのみ(各PCへの個別導入)
・3.5GB以上のRAMが搭載されていること。(推奨)

 その他、諸条件をチェックするためにも、試供版の導入を行って機能と処理効率を確認してから、製品導入を行ってください。
 試供版で作成されたデータ等は、そのまま利用することができます。




ダウンロード
二つの事前確認事項 導入前に次の二点を確認してください


(1)留意・確認事項




(2)初めての導入ではない場合
  既に、導入済みの場合で、Update又は再導入するを行う場合には、レジストリーから登録済みとなっているTramFを、事前に削除しなければなりません。
  レジストリーからの削除は、下記のように、コントロールパネル→プログラムと機能→TramFを選択して、アンインストール、削除を実行します。

 

 更に、再導入(これまでの導入ソフトウエア及びデータを全て削除しての新規導入)の場合には、Directoy ユーザー →ユーザー名 →TramF フォルダー中のTramFVersion1.txtを削除してください。
 このファイルが存在しない場合に、初期導入と認識するようになっています。再導入すると、ユーザ側で作成された過去のデータは、削除されます。
Updateの場合には、TramFVersion1.txtは、削除しないでください。









ダウンロードの実施下記、試供版通常版Updateの指示に従ってください。

TramF 試供版のダウンロード
 現在β版の提供を行っています。メールアドレス発送先を下記メールアドレス先に送付していただくと、CD及び操作マニュアルを無料提供いたします。使用期限は、1年間となります。

 提供されたメールアドレス等の個人情報は、SCIとユーザの連絡の目的のみに使用し、他に使用・公開することはありません。

UserReq@system-control.net  試供品の提供を申し込みます。



TramF 通常版のダウンロード

 現在β版の提供を行っています。メールアドレス発送先を下記メールアドレス先に送付していただくと、CD及び操作マニュアルを無料提供いたします。使用期限は、1年間となります。

 製品版の年間使用料は、初年度が 100,000円 ($1,000)で、次年度以降は 20,000円($200)を予定しています。
 提供されたメールアドレス等の個人情報は、SCIとユーザの連絡の目的のみに使用し、他に使用・公開することはありません。

UserReq@system-control.net 製品の提供を申し込みます。



TramF のUpdateVersion 1.3.0 既ユーザのソフトウエア更新
 ユーザ側で稼動開始済みのTramFを最新版に変更します。今、稼動中である場合には、終了させてから、次の二つの作業を行ってください。

1:レジストリーからTramFの削除
 既に、導入済みの場合で、Update又は再導入するを行う場合には、レジストリーから登録済みとなっているTramFを、事前に削除しなければなりません。
  レジストリーからの削除は、下記のように、コントロールパネル→プログラムと機能→TramFを選択して、アンインストール、削除を実行します。

 下記ボタンをクリックしてください。

2:
ダウンロード
 
SCIホームページ→ダウンロード→TramFを選択して、後方にある、[TramF_Update]をクリックしてください。
 直ちに、更新作業が実施されます。この時に、使用中のデータが変わることはありません。

 途中、画面の下方に、次のようなメッセージが出ますので
[ファイルを開く]をクリックしてください。



[ファイルを開く]
をクリックしてください



このような画面に変わりますから、[setup.exe]ダブルクリックしてください。実行が開始されます。場合によっては、次のような画面が表示されます。
(このプロセス以降で、完了まで進まない場合には、一旦、TramF.zipを保存して解凍し、その中のsetup.exeをダブルクリックしてください。)




保護のために、確認メッセージが表示されます。
[はい]をクリックしてください。 インストールが始まります。



[OK]
をクリックします。



再度、確認メッセージが表示されます。
[実行]をクリックします。



[インストール]
をクリックしてください。

更新版が導入されて、初期画面が表示されます。画面中央上部に Version = 1.3.0と表示されていれば、完了です。



下のロゴをクリックすると、上記のような手順で更新プロセスが開始されます。


Update  左側の[TramF_ Update]をクリックすることにより、TramFソフトウエアの更新を行います。



研究者及び学生の方へ
 現在β版の提供を行っています。メールアドレスと発送先を下記メールアドレス先に送付していただくと、CD及び操作マニュアルを無料提供いたします。使用期限は、4年間となります。メールでの申し入れ時に、学生証コピーまたは、身分が分かる証明書コピーを添付してください。
 研究者とは、教育機関に在籍する方及び、非営利の研究機関に所属する方を言います。又、学生は、短大以上の大学院までの学生を言います。
 提供されたメールアドレス等の個人情報は、SCIとユーザの連絡の目的のみに使用し、他に使用・公開することはありません。

UserReq@system-control.net


テンプレートのダウンロード
 テンプレートは、System Control Initiative Inc.が提供するソフトウエア(TramF)の利用例を簡潔にまとめて提示するもので、SCI側から提示されるものと、ユーザ間での流通を目的とするものがあります。前者は、原則、既ユーザに対して、無償で提供されます。ここに提示するのは、SCI側から無償で提供されるものです。内容は、随時、追加されます。

(1)簡易商業テンプレート
 TramFを使用した、簡単な商業用モデルを提供します。含まれるモジュール(ルール)は、売上、売上債権、仕入債務、在庫、売上原価、人件費、経費、金融費用、資金繰り、借入金、有価証券、法人税等に関するルールとなっています。もっとも簡単な例示を提供するもので、個別企業の特殊な環境や政策を組み込んだものではありませんが、最初のたたき台として使用できるようになっています。TramFのVersion 1.1.0以降の導入CDには、既に含まれたものとなっていますが、Version 1.1.0未満のものには、含まれていませんので、下記の要領で、ダウンロードしてください。解説書は、別途提供しますので、メールにて(あて先:UserReq@system-control.net)、送付先を知らせていただければ、無償にて、送付します。

 簡易商業モデル ダウンロード

■上記ボタンをクリックしてしてください。sampleSGCM.zipをユーザのコンピュータにダウンロードして、解凍して、全てのファイルを一つのフォルダーに収容してください。
■その後に、TranFを稼動させて、主画面を単体組織にします。(画面右上の「単体組織」ボタンをクリックして、「単体組織」ボタンの先頭に○印をつけてください。) その後、主画面の中央にある、「Use Template」にチェックマークを付けます(クリックします)。すると、画面上部に「Import from Template」ボタンが表示されますので、そのボタンをクリックします。
■フォルダーの指定要求画面が表示されますので、解凍して一つのフォルダーになっている、上記のフォルダーを指示してください。
■この指示により、テンプレートがTramFに取り込まれます。
■取り込まれた後は、新しいグループ名を付して、保存してください。


(2)プロジェクト損益
 TramFを使用した、プロジェクト計画と投資損益計算のテンプレートを提供します。含まれるモジュール(ルール)は、プロジェクト開始、設備購入、製造、支払いと回収、売上原価、営業費、一般管理費、資金繰り、法人税、清算等に関するルールとなっています。もっとも簡単な例示を提供するもので、プロジェクト固有の状況や環境を含んだものとはなっていませんが、投資税額控除、プロジェクト終了時の評価損益、投資効率計算、プロジェクト関係者が複数となった場合のプロジェクト全体の評価等に関するルールを含んでいます。TramFのVersion 1.2.0以降の導入CDには、既に含まれたものとなっていますが、Version 1.2.0未満のものには、含まれていませんので、下記の要領で、ダウンロードしてください。解説書は、別途提供しますので、メールにて(あて先:UserReq@system-control.net)、送付先を知らせていただければ、無償にて、送付します。

 投資損益モデル ダウンロード

■上記ボタンをクリックしてしてください。sampleMTPJ.zipをユーザのコンピュータにダウンロードして、解凍して、全てのファイルを一つのフォルダーに収容してください。
■その後に、TranFを稼動させて、主画面を多組織にします。(画面右上の「多組織」ボタンをクリックして、「多組織」ボタンの先頭に○印をつけてください。) その後、主画面の中央にある、「Use Template」にチェックマークを付けます(クリックします)。すると、画面上部に「Import from Template」ボタンが表示されますので、そのボタンをクリックします。
■フォルダーの指定要求画面が表示されますので、解凍して一つのフォルダーになっている、上記のフォルダーを指示してください。
■この指示により、テンプレートがTramFに取り込まれます。
■取り込まれた後は、新しいグループ名を付して、保存してください。


(3)簡易製造業テンプレート
 TramFを使用した、簡単な製造業用モデルを提供します。含まれるモジュール(ルール)は、売上、原価計算、売上債権、仕入債務、在庫、売上原価、人件費、経費、金融費用、資金繰り、借入金、有価証券、法人税等に関するルールとなっています。もっとも簡単な例示を提供するもので、個別企業の特殊な環境や政策を組み込んだものではありませんが、最初のたたき台として使用できるようになっています。TramFのVersion 1.3.0以降の導入CDには、既に含まれたものとなっていますが、Version 1.3.0未満のものには、含まれていませんので、下記の要領で、ダウンロードしてください。解説書は、別途提供しますので、メールにて(あて先:UserReq@system-control.net)、送付先を知らせていただければ、無償にて、送付します。


 投資損益モデル ダウンロード

■上記ボタンをクリックしてしてください。sampleMTMF.zipをユーザのコンピュータにダウンロードして、解凍して、全てのファイルを一つのフォルダーに収容してください。
■その後に、TranFを稼動させて、主画面を多組織にします。(画面右上の「多組織」ボタンをクリックして、「多組織」ボタンの先頭に○印をつけてください。) その後、主画面の中央にある、「Use Template」にチェックマークを付けます(クリックします)。すると、画面上部に「Import from Template」ボタンが表示されますので、そのボタンをクリックします。
■フォルダーの指定要求画面が表示されますので、解凍して一つのフォルダーになっている、上記のフォルダーを指示してください。
■この指示により、テンプレートがTramFに取り込まれます。
■取り込まれた後は、新しいグループ名を付して、保存してください。




SCIのサービス提供

システムコントロール イニシャティブ(株)は、TramFに関して、次のようなサービスを提供します。

■TramFの使用権の提供/保守(年間使用許諾契約を取り交わします。) (企業向け、個人向け、研究者/学生向け)

■TramFを使用した、モデル作成の援助

■TramFによる予算統制システムの導入援助

プロジェクト計画策定援助

■コンサルティング ファームに対する、使用権許諾及び援助

■特定企業/団体のためのトランザクショナルモデル組み込みシステム開発援助

ノウハウ提供

教育